2018
02.21
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結婚式はエンターテイメントだ【#5】リリックウェディング〜星野源が描く日常に想いを乗せて〜

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−恋をしたの貴方の 指の混ざり 頬の香り 夫婦を超えていけ−

(星野源「恋」より)

2016年、ドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』の主題歌「恋」で巻き起こった“恋ダンス”ブーム。その後もドラマ『過保護のカホコ』の主題歌「Family Song」や、今年3月3日公開の『映画ドラえもん のび太の宝島』主題歌「ドラえもん」など、邦楽シーンの中心にいる星野源。

メロディメーカーとしてはもちろん、幅広い演技力や作家としての文才など“生みだすこと”に長けた彼ですが、その最大の魅力はリリックライティング、つまり歌詞にあると思うのです。

 

耳なじみが良くストンと胸に落ちてくる歌詞は、なんだか優しい温度を持っているように感じます。決して押しつけることなく、それでいて、いつもそばに寄り添っていてくれるような言葉たちは、人生を描きだすことでもあるウェディングシーンにもぴったり。

 

ビジュアルテーマを設けるのも素敵ですが、目に見えない場所に想いをのせるというのも結婚式を彩るアイディアの1つ。歌詞を全面に押し出すのではなく、ふと耳に届く言葉たち。それらは、景色と相まって想い出をより色濃く心に残してくれるはず。それはゲストにとっても、新郎新婦にとってもです。

 

今回は、そんな“リリックウェディング”を星野源の音楽と共にご紹介します。

 

 

<くだらない、なんてことない、だから愛おしい毎日に繋げるプロフィールムービー>

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2人がまだ出会う前、幼いころの無邪気な2人の表情や、出会ったころのくすぐったい距離感。なんてことない日々を繰り返して生まれた今日の日を描くプロフィールムービーには、「くだらないの中に」をチョイス。

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Amazonより

―僕は時代のものじゃなくて あなたのものになりたいんだ―

―くだらないの中に愛が 人は笑うように生きる―

(星野源「くだらないの中に」より)

流れるように続く毎日のなか、ただ生きて時代のものになる。広い世界の一部になるんじゃなく、あなたというたった1人のものになりたい。そんな言葉は、なんだか「あなたの見る世界で生きていきたい」というプロポーズの言葉にも聞こえてきます。

 

くだらない事が続くように思える日々のなかで見つけた愛<お互いの存在>と共に生きていきたい。そんな風に歌うこの曲は、これまでの人生の歩みと未来を繋げる役目のあるプロフィールムービーのBGMにおすすめの一曲です。

 

 

<いつの時代も幸せを願ってる、愛を届ける花嫁の手紙>

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結婚は1人と1人の結びつきでもあり、家族と家族を結びつけるものでもあります。そして、その家族のカタチは様々。結びつき方も人の数だけあるのが今の時代の素敵なところです。そんな、決まりもあるべき姿なんてものもないという“家族の在り方”をうたったこの曲は、花嫁の手紙のシーンで使っていただきたい“家族の愛の歌”です。

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―出会いに意味などないけれど 血の色 形も違うけれど―

―街頭のメロディに 祈り乗せて届けてくれないか―

―ただ幸せが 一日でも多く側にありますように―

(星野源「Family Song」より)

お嫁にいくという言葉“嫁ぐ”には、新郎の家庭に入るという意味もあります。それこそ、昔は嫁げばそうそう簡単には実家に顔を出すこともできなかったもの。

けれど、今はちがいます。

遠く離れたとしても、姓が変わったとしても。大切な家族であることに変わりはありません。

まっすぐに愛を届け、幸せを願うこの曲で、手紙に記す言葉以上の想いを届けてみてはいかがでしょうか?

 

 

<いつもの笑顔でまた明日!2次会退場ソング>

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くしゃくしゃの笑顔でいつもみたいにまた明日、ばいばい!と手を振って。日々の延長線上にある特別な1日を、明日に繋げてくれるのはアルバム『YELLOW DANCER』収録曲「時よ」の軽快でキャッチーなフレーズです。

2次会パーティーの退場ソングにぴったりのこちら。

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―動き出せ 針を回せ 次の君に繋がれ 時よ 僕ら乗せて続いてく意味もなく―

(星野源「時よ」より)

サビから始まるこの曲は、アルバム「YELLOW DANCER」のリード曲ということもあり、リズミカルなメロディーが気持ちよく、笑顔にあふれた2次会パーティーで流れれば盛り上がること間違いなし!

 

―時よ いつか降りる その時にはバイバイ―

(星野源「時よ」より)

ラスト大サビの伸びやかな歌声での「バイバイ」は、退場時ドアの前で大きく手を振りたくなる高揚感も生み出してくれます。

 

実はこの曲にはMVもあるのですが、こちらもぜひご覧いただきたいんです!無人の地下鉄で撮影されたMVでは、車掌姿の星野源と謎の女性ダンサーが軽妙なステップを披露しています。

注目ポイントは、まず何と言っても衣装!音楽番組に出演した際もそうですが、星野源が身につける衣装はどれもこれもおしゃれなものばかり。

トラッドなスーツスタイルに合わせたサスペンダー、カジュアルなスエット生地のスラックスにはオックスフォードシューズなど。2次会の新郎ファッションに取り入れられる着こなしがたくさんあるので、ぜひ参考にしてみてください♪

 

そして皆さんご存知だとは思いますが、ダンスも魅力的!手振りが多いので、練習を重ねればコピーすることも可能なはず。退場ソングとしてもおすすめですが、ダンスをコピーしてMVを再現したエンドロールムービーというのも◎

 

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突飛なワードや難しい単語は使わない星野源の楽曲。だからこそ日常に当てはまり、誰の心にも寄り添ってくれます。

 

今回は星野源の描く日本語歌詞に着目しましたが、洋楽やその他のアーティストソングでもおすすめの“リリックウェディング”。その際、特に洋楽をチョイスする場合に注意していただきたいのが、歌詞の持つ意味をしっかりと読み取ること。曲によっては、実は失恋ソングだった、なんてこともあるので気をつけてくださいね。

ちなみに私も大好きな80年代ソングにも、実は…な曲が多いんです。しっかりと聴いてみて初めて歌詞の意味が分かるというものがほとんどですが、この年代の楽曲をリアルタイムで聴いていたのが親御さま世代。気にしすぎて損をする、ということはありませんのでぜひご留意を!

 

 

目で見るもの以外からも世界観を作り上げたい人、目立つことはしたくないという人にもおすすめの“リリックウェディング”。

 

2人の好きなアーティストや想い出の曲など、歌詞と共に改めて聴き返してみては?