2018
03.27
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結婚式はエンターテイメントだ【#8】映画「アバウト・タイム」のようにはタイムトラベルできない世界を生きる

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2016年前後から空前のブームが訪れている“ガーデンウェディング”。ファッションなどもカジュアル×シンプルなデザインが流行している事と、海外トレンドがInstagramなどのSNSを通して流入しやすくなった事が影響し、現在人気のウェディングスタイルとなっています。

 

元々は神前式がスタンダードだった日本のウェディングシーンでは、海外式のガーデン挙式というのはなかなかイメージが浮かばないもの。そこで今回は私の大好きな映画『アバウト・タイム~愛おしい時間について~(原題:ABOUT TIME)』をテーマに、忘れられないガーデンウェディングとなる秘訣をご紹介したいと思います。

 

 

abouttime

Amazonより

日本でも人気の映画『ラブ・アクチュアリー(原題:love actually)』の監督リチャード・カーティスがメガホンを取ったヒューマンラブコメディ―。主人公のティムに『ハリー・ポッター(原題:Harry Potter)』シリーズに出演していたドーナル・グリーソン、ティムが恋をする女性メアリーには『きみに読む物語(原題:The Notebook)』のレイチェル・マクアダムスをキャスティング。

 

 

心優しい青年ティムは自信のなさから恋人を作れずにいた。そんな彼が21歳の誕生日に父親から告げられたのは「一家の男性たちにはタイムトラベルの能力がある」という秘密だった。素敵な恋人を手に入れるため、タイムトラベルを繰り返し四苦八苦する彼の元に現れたのは、同じく内気ながらも魅力に溢れた女性メアリー。

 

彼女の恋人になろうとタイムトラベルを重ねるも、そもそもの出会いがなくなってしまうという事態にまで見舞われたティム。奮闘に奮闘を重ねた末、ようやく手にしたメアリーとの幸せな日々のなか、タイムトラベルを通じて彼は“真実の愛・幸せ”について学ぶようになる―。

 

 

 

タイムトラベルという非現実的なアイテムを駆使しながらも、描かれているのはごく普通の青年の人生の1ページ。感情移入が難しいようにも思えるあらすじですが、ティムのひたむきな愛やメアリーの朗らかな優しさを目にするうち、どんどんと引き込まれていく物語となっています。これまでにご紹介した作品と同じく、結末はご自身の目で確かめてほしいのでネタバレは避けたいのですが、一言だけ。物語が終わるとき、暖かくて優しい涙がぽろぽろと流れてしまうような、そんな物語でした。

 

 

この物語のなか、ティムとメアリーが永遠の愛を誓い結婚式を挙げるシーンがあります。舞台はロンドン、2人はティムの実家があるイギリス・コーンウォール洲でのガーデンウェディングを挙げることにしました。そして、このガーデンウェディングがこれまでに観た映画に登場するどのウェディングシーンよりも素敵だったんです!

 

カラフルでドラマチックなティムとメアリーのガーデンウェディング。

愛と幸せがたっぷり詰まったウェディングにする秘訣を、今回はご紹介したいと思います。

 

 

 

<グリーンたっぷりのガーデンに映えるカラフルキュートな小物たち> food-2607398_1920のコピー

ガーデンウェディングという事もあり、テーブルを彩る小物たちも手作り品がたくさん。日本でも手作りウェディンググッズが人気となっているため、キット等の種類も豊富なので気軽に挑戦できちゃいます!

 

今SNSとしても人気の「Pinterest」をイメージボードとして活用してみたり、細かいオーダーにも応じてくれるデザイン会社に作成をお願いしてみたり◎

 

他にも、「プレ花嫁」のキーワードで検索してみると、手作りアイテムの作り方などが数多く紹介されているので参考にしてみてはいかがでしょうか?

ただ、ネットでの注文や印刷は完成後の紙質がイメージと違った…なんてこともあるので、要チェックです!(紙のサンプルを送ってくれる会社などもあるので、1度問い合わせてみるのがおすすめです♪)

 

 

 

<アバウト・タイムといえばこれ!真っ赤なカラードレスでドラマチックに>

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この作品の象徴的なポスターにもなっているのが、雨の中真っ赤なドレスを身にまとい思わず笑顔がこぼれてしまった様子のティムとメアリーの姿です。作中で画面に映る時間は決して長いわけではないこの赤いドレスですが、その印象はとても強く、このドレスがあるからこそ結婚式のシーンはいっそうドラマチックに◎

 

アバウト・タイムをテーマに選ぶなら、赤のカラードレスは必須アイテムですね。

会場全体を華やかに彩ってくれるだけでなく、赤色は身につけた花嫁さまの肌も血色よく映してくれるというのもおすすめポイントの1つ。肌をより白く、そして透明度の高い肌に見せてくれるので髪色とのバランスを見ながらベストな赤色ドレスを見つけてくださいね。

 

 

 

 

<お天気なんて関係ない!想いがあればどんな日も特別な1日になる>

pet-2655040_1920のコピー

ガーデンウェディングを選ぶ際の1番の難点といえば、“お天気問題”ですよね。ジューン・ブライドと呼ばれる6月も、日本では雨模様の多い梅雨シーズン。ですが、そんな悩みもへっちゃらと思わせてくれるヒントがメアリーの台詞に隠されているんです。

 

-And so it begins.

-Lots and lots of types of days.

-Fun!

-私たちの人生も同じよ。

-いろんな天気があるわ。

-楽しんで!

 

豪雨に見舞われたティムとメアリーの結婚式。新郎新婦やゲストがびしょ濡れになりながらもなんとか執り行われた挙式。その日1日を振り返ったティムが「今日は雨だったけど、後悔している?」とメアリーに問いかけた時の彼女の言葉です。

 

 

嬉しいことも、悲しいことだってあるのが人生。数えきれないほど多くの出来ごとが起こる人生で、タイムトラベル能力の有無に関係なく、どんな瞬間も人生は楽しむもの!という明るく前向きなメアリーの一言。

 

もちろん、結婚式の日は晴れるのが1番です。ですが、彼女のこの言葉を聞くとそれだけがすべてじゃないという気持ちになれそうですよね。どんな1日だって、結婚式の日が特別で大切な1日だということには変わりはない。そう考えると、お天気に左右されず2人にとっての“大事にしたいこと”が見えてくるはずです♪

 

 

 

 

 

 

 

何度出会っても、どんな出会い方をしても恋をするただ1人の相手 people-2583294_1920のコピー

この物語最大のキーワード・タイムトラベル。現実に起こりうる事ではないかもしれませんが、「あの時に戻れたら!」「こうしておけば良かった…!」と過去を想う事は誰にでもあるはず。特に、片思いの相手に送った手紙やメール(今の時代だとLINEになるんでしょうか)をやり直したい!と思ったり。大好きな恋人と、もっと早く出会いたかった!と幸せな悩みを抱いたり。

 

けれどティムとメアリーだけでなく、永遠の愛を誓うほどに大切な存在となった人物とは、きっとどんな出会い方をしていても・どんな会話や出来ごとを経ても、きっと結ばれる運命にあるんじゃないのかなと思います。

 

この物語をテーマに選んだ何組かの新郎新婦さまとお話をした際、どのカップルも2人が出会えた“奇跡”や“今”をとても大切に思っているように感じました。会場小物やドレスにテーマを反映させ、そしてこの物語が描こうとしていた“愛”については2人の心にしっかりと留めておくというのも素敵ではないでしょうか。

もちろん、花嫁のお手紙やゲストへのメッセージカードにその想いを記すのも◎

 

 

 

タイムトラベルができない私たちにできるのは、繰り返される日々のなかで埋もれがちな“幸せ”を見落としてしまわないよう、丁寧に愛をこめて1日1日を過ごすこと。2度と訪れることのない今日という日にこそ、大切な人へ愛を伝えてみてはいかがでしょうか。