2015
11.29
表紙2

SMILE KITCHEN③

レシピ, 中橋寿美枝

ママと子どもの SMILE KITCHEN ☻ 11月

 

おいしい毎日をつくる管理栄養士、食×ココロカウンセラーの中橋寿美枝です。

食で育む♡ココロコミュニケーション“SMILE KITCHEN”では、ママとお子さまの笑顔と健康を応援します。

 

ここのところグッと冷え込んできましたね。

今月は、秋の味覚の代表格「きのこ」の中でも、日本人にとって馴染みの深い「しいたけ」をテーマにご紹介したいと思います。

 

今月ご紹介する絵本はもちろん、しいたけが主人公のコチラ。

表紙2

ネーミングセンスもさることながら、地味で渋~いイメージのしいたけが、とっても味わい深いイラストでユニークに描かれている絵本。

「ほしじいたけ ほしばあたけ」(講談社 石川基子著)。

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ほのぼのとした、きのこたちの世界。

思わぬ展開に、大人も思わずくすりと笑みがこぼれ、知らず知らずの間にグッと心をつかまれてしまう絵本です。

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《しいたけの栄養価》

干しシイタケ

しいたけに含まれるエルゴステロールという成分は太陽の紫外線に当たるとビタミンDに変化します。

ビタミンDは小腸でカルシウムとリンの吸収を促し、強い骨格を形作るのに効果があります。

成長期のお子さまの骨格形成や、女性に多い骨粗鬆症(こつそしょうしょう)の予防または改善に有効です。

(骨密度は20代がピークとなり以降は減少していくため、早めの対策が大切です。)

 

また、きのこ類には人間の免疫力を活性化するβ-グルカンという物質があり、免疫力を高めます。

さらに、食物繊維が豊富に含まれているので、美容やダイエットにも効果的!

しいたけは、お子様にとっても、ママにとっても大切な栄養も豊富で、パワーを秘めた食材なのです。

 

しいたけは乾燥させることで、香りや旨味が生まれるだけでなく、栄養素が凝縮されて、私たちの体によりよい効果をもたらしてくれます。

干ししいたけには“グアニル酸”という、うま味成分が含まれているので、“グルタミン酸”(昆布・玉ねぎ・トマト・チーズなどに多く含まれる)や、“イノシン酸”(かつお節、肉類に多く含まれる)との相乗効果で、一緒に使うとお料理がびっくりするほどおいしくなりますよ!

 

生のしいたけにはグアニル酸はほとんど含ませんが、干したり、冷凍したりすると、酵素の働きでグアニル酸に変化します。

生しいたけだけでなく、最近の干ししいたけは機械で乾燥させて作られているので、使用する前に1時間ほど日光に当てるとよいですね。

 

戻すときは、冷蔵庫で丸1日以上かけて冷蔵庫でじっくり戻すのをおススメします。ビニル袋に入れて、しいたけ全体がつかる程度の少量の水で戻せば、濃厚なお出汁も取れます。

さらに、水からじっくり加熱をすることでグアニル酸が増えて、よりおいしくなりますよ。

 

それでは、栄養たっぷりの干ししいたけを使って、心も身体もほっと温まるレシピをご紹介します。

お手軽な材料で、とっても簡単にできるので、ぜひお試しくださいね!

 

きのこと鮭の炊き込みご飯

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【材料】

・干しシイタケ・・・(少量の水で戻したもの)2枚

・しめじ・・・50g

・鮭フレーク・・・大さじ3

・米・・・1.5合

・干しシイタケの戻し汁・・・50cc

・白だし・・・大さじ2

・酒・・・小さじ2

・水・・・240cc

【作り方】

① 干しシイタケはスライスし、しめじは手でほぐしておく。

② 米を洗い、戻し汁、白だし、酒、分量の水を加えて30分以上浸漬させる。

③ ①のきのこと鮭フレークを加えて、通常通り炊く。

(鍋の場合は、中火で火にかけ、沸騰したら弱火にして12分、強火で30秒から1分加熱後、火を止めて10分蒸らすとおいしく炊けます。)

 

愉快な絵本に登場した「ほしじいたけとほしばあたけ」。

水に飛び込んだ彼らがどんな風に変身するのか、創造を膨らませながら一緒にお料理をしてみるのも楽しいですね♪

しいたけが苦手なお子様も、まずは素材を触らせてあげると、興味が出てくるかもしれません。

 

何もかもが手作りでなくても、豪華でなくても…

たとえお味噌汁一杯であってもいいと思います。

毎日一品でも愛情たっぷりなママの手料理を食卓に。

お子様にとって、「おいしいね!」と一緒に食べるママの笑顔が、何よりも一番の心のごちそうです♡

 

 

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中橋 寿美枝

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